Ashiato🍋

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Ashiatoの焼き菓子 wacca型の理由は

Ashiatoのパウンドケーキはwacca型でお作りしています。

 

瀬戸内レモンのレモンケーキもレモン型より大きいサイズは基本wacca型です🍋

 

これはおやつに限らないことなのですが、

もともと

みんなでシェアする食事が好きで

 

大皿料理や

カンパーニュ

ホールのケーキ…

 

レモンケーキやパウンドケーキにもそんなのがあったらいいなという思いからです。

 

パウンドケーキはだいたい長方形の型が一般的でシェアしようと思えば出来るのですが、

 

どうしても真ん中と端の方の生地感が変わってしまうのが気になってしまって

等分するのがとても苦手でした。

そんなとき出会ったのが

このwacca型でした。

 

まんまるのホール型じゃなくて

真ん中に穴がある事で

火の通りも良くて、焼き上がりの食感もいい。

切り分けるのも平等。

卸販売でも捨てるところもない。

 

良いところばっかりで、

今はたくさんの焼き菓子をこの型で焼いています。

 

卸販売の時にもこのwacca型には助けられ、いろんな商品を焼かせていただきました。

 

今はネットショップで

瀬戸内レモンのレモンケーキをwacca型で定期的に販売しています。

www.ashiato.shop

ちびちびみんなでシェアする楽しみを味わってもらえたら嬉しいです。

もちろん独り占めも🍋🍋🍋

🍋瀬戸内レモンのレモンケーキ 材料のこと①

Ashiatoでご好評いただいているおやつに

瀬戸内レモンのレモンケーキがあります。

 

これは、

レモンケーキ大好きな私が

自分好みに作った

レモンケーキです🍋

 

試作は何度も何度も繰り返しました。

 

🍋国産小麦粉は

どっしりし過ぎず

しっとり感を出すために

色んな種類を試しました。

たどり着いたのは北海道産でたんぱく質が低めのもの。

口どけが良くて食べ飽きない食感に仕上がりました。

 

🍋バターは北海道の四つ葉バター

優しいミルクの香りと、しっかりとコクが感じられます。

北海道十勝で作られた美味しいバターです。

 

🍋砂糖も北海道産の甜菜糖

北海道の甜菜原料を100%使用したお砂糖です。

クセがなくてまろやかな味わいなので、他の材料に優しく寄り添います。

 

🍋九州 長崎からの鶏卵

九州 長崎の地で育てられた新鮮な鶏卵を使用しています。抗生物質や着色料不使用の安心安全な卵です。

 

🍋瀬戸内レモン

瀬戸内で作られた無農薬レモンを厳選して、使用しています。生地にもアイシングにもレモンたっぷりなので、

レモンの酸味、甘み、香り、苦味、全てのバランスが良くて、他の材料と馴染んでくれるものを使用してします。

 

全ての材料にこだわりを持って選んでいます🍋🍋🍋

焼き菓子やパンの材料のこと 『小麦粉』

Ashiatoとしてお作りしているおやつとパンの材料は

全てこだわりを持って私が選んだものです。

 

まずは小麦粉についてお伝えします。

 

使用している種類は

焼き菓子用に3種類、

パン用に2種類、

これに、

商品によっては全粒粉やライ麦を配合して、レシピを作っています。

基本的に粉は北海道産。

 

私が国産の小麦粉にこだわる1番の理由は

ポストハーベストの被害をうけていないということです。

ポストハーベストとは

収穫後の農産物に農薬を散布することです。

輸送時の害虫やカビなどを防ぐことが目的で、輸送する為には必要なものかもしれませんが、

 

残留農薬の可能性はやっぱり否めないので、Ashiatoでは安心して使用出来る、国産のものから厳選して使用しています。

 

そして、

北海道産を使用している訳は、

他の地域の粉も使ってみたのですが、

香り、味、食感など、自分が気に入るものを選んだ結果、今は全て北海道産となりました。

今後また、良いものに出会えたら、

入れ替えたり増やしたりはしていく予定です。

 

安心出来る美味しい国産小麦粉を選択して、

自分が美味しいと感じて、ついつい手が伸びちゃうようなおやつやパンを

Ashiatoから作り出せるようにと想っています。

土曜日パンの日のこと

卸販売と同時期

2016年から2017年夏くらいまで

東京谷中のkokonnさまにて

『土曜日パンの日 』と題して

毎週土曜日にパンの販売をさせていただきました。

関西人の私は谷中という街のことがわからず、

始めた当初はこの街に受け入れてもらえるパンはどんなパンだろう…ってずっとずっと考えていました。

食パンやカンパーニュ🍞🥖

大好きイングリッシュマフィン

そして

あんぱんや

くるみパン

レーズンパンに

シナモンロール

もうほんとにいろんなパンを作って販売させていただきました。

それはたのしくて、

学びのある時間でした。

 

けど、いろんなお声を聞いているうちに、

『自分が作りたい』って想いより

いろんな意見に応えることを優先して、必死になってしまっている自分がいました。

 

心をふりだしに戻して

大好きなパンだけにしようと

メインのパンを

イングリッシュマフィンにしました。

(イングリッシュマフィンのお店をしたいって思ったことがあるくらい、このパンは大好きです。)

そして、たまに天然酵母のカンパーニュと

ふわふわミルク食パン🍞🥛

 

Ashiatoにはこれくらいのラインナップがぴったりで、

作ってても並べててもしっくりとくるようになりました。

 

おやつやパンを作るとき 

いつも大切にしているのは

自分が食べたいものかどうかということ

 

ちょっとこの味は苦手だなーとか

一個食べきるのしんどいなーとか

飽きてきたなーとか

そんなことを思ってしまう商品は 

Ashiatoの商品にしたくないなって

今は思っています。

 

自分のお気に入りの材料とレシピで

愛情をたっぷりと注いで作れるものを

販売していきたいなと

この時にも強く考えさせられました。

 

おやつもそうですが、

パン作りは特に

作るときにわくわくしていたいものです。

 

この時期にAshiatoのパンに出会ってくださったみなさま、たくさんご意見くださったみなさま、本当にありがとうございました。

大切なことに気づけた、『土曜日パンの日』でした。

 

卸でのお仕事

2016年からはありがたいことに

卸でのお仕事が増え

大阪の飲食店で使っていただく焼き菓子を作り始めました。

スコーンとチョコレートスコーンから始まり

チョコレートブラウニー

ホワイトチョコレートブラウニー

キャロットケーキ

シュトレン

...

そして

今のAshiato定番商品

瀬戸内レモンのレモンケーキ🍋

 

どの商品も

販売していただくまでに

何度も試作して、

そして試食してもらって

販売方法や

価格の相談もして

やっと店頭に並び始めました。

 

離れていると

直ぐに見に行けないのが、もどかしくて

お客様のお声もなかなか聞く機会がないから

不安とどきどきの日々でした。

 

けど、スタッフの方々がこまめに連絡をしてくださったのと、

商品の事を大切に想っていただき、

より美味しく、お客様へお届けできる方法を一緒に考えてくださいました。

 

私1人じゃ販売出来ない数が

毎日毎日売れて

発注の度にびっくりしていました。

そして

今の時代のいいところ、SNSからお客様のお声が聞こえてきたり、

友人が買いに行ってくれたりもしました。

 

始める前までは

卸のお仕事は

お顔が見えないから、ちょっと違うかなー

なんて事を思っていたりもしたけど、

続けていくうちに

Ashiatoのおやつを大切に想って下さる人達に販売していただける事は

本当に幸せな事だなーと

強く強く思うようになりました。

 

このお店での販売は

2年間ちょっと続けさせていただきました。

販売終了の理由は

お店がリニューアルとともにカフェスペースを広げるのと同時に、

新たにスタッフを増員してお店でお菓子を焼き始めるという理由でした。

販売が終了することはさみしかったのですが、

自分が関わらせていただいたお店が、大きくなって、たくさんのお客様に愛され続けていくのだと思うと

とても嬉しいことです。

 

卸のお仕事は

またどこかで良い出会いがあれば

したいお仕事のひとつです。

 

全粒粉のスコーン

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チョコレートスコーン
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ナッツのブラウニー
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シュトレン
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キャロットケーキ
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お仕事させていただけたことに感謝。

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そんなイベントの時のパンたち

2012年からしばらくの間

イベントや卸販売などでお作りしていたパンたちはこちらです🍞🥖

 

天然酵母のカンパーニュ

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天然酵母バゲット

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ミルク食パン

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テーマ毎に、いろいろな食材を取り入れたプチパンたち

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一例ですが

改めて

たくさん焼かせていただいていたことに

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、こうして振り返り、

作りあげたパンたちが可愛く思えます。

我が子です🍞🥖

 

毎日パンを焼いているパン職人さんからしたら

本当にまだまだかもしれないけど、

自分らしい表情のパンたちを

これからも作っていきたいなと思っています。

 

今はおやつがメインですが🍋🍋🍋

あの日々の

Ashiatoのパンたちが

どこかの誰かに覚えてもらえてたら嬉しいです。

Ashiatoのパンのこと

今では焼き菓子ばかりを作っていますが、

Ashiatoの販売スタートは、

おやつではなく、パンでした。

 

パン作りは

お教室や、学校で勉強したのと、

病気をして働けなくなったときに、

引きこもって作り続け、独学でも勉強しました。

 

勉強した甲斐あって、

イベントで販売させていただいたのをスタートに、

 

毎週土曜日にパンの日として店舗販売させていただいたり、

カフェで提供していただいたり、

昨年度は、新店のサンドイッチ屋さんでオリジナルレシピでパンを作らせてもらったり、

パンを好きになって勉強した事で

沢山の出会いとチャンスをいただきました。

ありがたいことです。

 

パン作りは

想像以上に難しいけど、

同じパンを同じ環境で焼き続けることで

少しずつ少しずつ

生地と仲良くなっていく過程が

たまらなく楽しいなと感じます。

 

手間がかかるからこそ

本当にかわいいです。

 

けど

1人で作るには、

作れる個数が限られてしまうし、

沢山作ろうとすると、妥協しなきゃいけないことに疲れてしまうから、

Ashiatoのパンはイベント販売がちょうどいいなと今は思っています。

今年はAshiatoらしいパンを

Ashiatoらしい販売方法でお届けしたいなと考えています。

この件については

また体制を整えてお知らせさせていただきます。